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田園調布支部2~6級審査会 報告

概要

開催日時:2024年6月23日

実施場所:大田区馬込文化センター

受審者数:58名(うち欠席4名)

合格者:6級16名、5級:19名、4級:7名、3級:9名、2級:3名

特進者:8名(6級2名、5級3名、4級1名、3級2名)


報告

剣心会・福原一樹


令和6年(2024年)6月23日(日)馬込文化センターにて田園調布支部の級審査会が実施されました。事務局の阿部先生から「技を出す、前に出る、声を出す」の3つの出すのアドバイスを子供たちへいただき、6級の部より審査会が始まりました。6級は初心者も多く、受審も初めての為か緊張した児童が多かったように見受けられましたが、出せる元気を出してスタートしました。5級以降も審査が進むにつれ元気のよい立ち合いが見られ、審査試合場を縦横無尽に立ち回る小学生剣士も多く、目を見張る審査もいくつかあったように思います。審査員の先生方にもじっくりと見ていただいた審査が多かったように感じました。2級、3級での2次審査では大きな声でしっかり木刀を振ってそれぞれ剣道基本技稽古法を行い、全員合格となりました。普段の稽古がよく出せていたのではないかと思います。


また例年、当支部では級審査会後に合同稽古会を実施しております。今年度は剣心会の久保田先生の指導で、防具着装のうえ竹刀にて「木刀による剣道基本技稽古法」をベースとした稽古を行いました。面打ちでは右腕の高さ、小手打ちでは間合い、胴打ちでは平打ちにならないよう左手の位置を特に意識し、基本を学びました。普段はなかなか一緒に稽古をする機会がない剣友との稽古はお互いフレッシュな刺激となったかと思います。


梅雨の只中、前日までは蒸し暑く当日の気象状況も危ぶまれましたが、朝方には雨もやみ、若干涼しいぐらいの気温で審査会が始まりました。ですが、審査会および合同稽古会の終わるころには全員しっかり汗をかきました。


末尾になりますが、審査会および合同稽古会にご尽力いただいた先生方、保護者、関係者の皆様たいへんありがとうございました。少子化も叫ばれて久しい世の中になりましたが、このように剣道を好きでいてくれる剣士の卵が多くいることを大変うれしく思います。さらには交剣知愛の精神のもと、剣道を通じて人の輪が広がっていくことを願ってやみません。









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