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第18回 東京都少年剣道大会 結果報告

更新日:2023年2月23日

令和5 年2 月12 日(日)東京武道館において「第18 回東京都少年剣道大会」が行われま

した。試合結果を報告いたします。


【大会概要】

・試合は、6 試合場に分け1次リーグ戦を行い、各リーグの1位はトーナメント法により試

合を行い、優勝、準優勝、3位(2 チーム)を決定する。

・試合は木刀による剣道基本技稽古法および1 本勝負を行い、各々を1試合とする。



【出場選手】








【試合結果】

◎A チーム:1次リーグ2位

①大田区A 対 江戸川区

第一試合は江戸川区(今大会3 位)との対戦でした。形では先鋒と大将を務めた天内兄妹が

見事勝利したものの、江戸川区のキレと迫力のある動きに一歩及ばす2-5 という結果とな

りました。一本勝負では先鋒の天内がメン、小谷野がコテを決め、2-1 という結果でした。試合後、鎌田先生、日景先生から「みんな正しい姿勢・打突を意識した綺麗な形はできている。しかし、打ちの鋭さ・キレという点では相手が素晴らしかった。」という助言を頂きました。初戦は悔しい結果となりましたが、選手は気持ちを切り替え第二試合では打ちの鋭さ・キレも意識しようと意気込んでいました。



②大田区A 対 西東京A(小平市)

第二試合は西東京A(小平市)との対戦でした。形では、先鋒の天内、小谷野、内藤、上野、

大将の天内が見事勝利し、5-2 という結果でした。一本勝負では、堀内がコテ、内藤がメン、上野がメン、大将の天内がコテを決め4-1 という結果となりました。形は、初戦の反省を踏まえ、選手全員打ちのキレと迫力が増しておりました。また、奥野、堀内の形の判定は負けてしまいましたが、旗が割れていたのでかなり僅差だったと思います。一本勝負は落ち着いた試合運びで、一瞬のチャンスを見逃さず決めきることができていました。


<A チーム監督:笠原より>

A チ―ムは1 次リーグ2 位という結果でした。優勝という大きな目標は達成できません

でしたが、短い練習期間で、選手全員の成⾧や動画を撮り合いながら研究する熱心な姿にと

ても感動しました。私の主観ではありますが、毎試合、形を終えるたびに勝ったと思うほど、選手はベストを尽くしていました。

練習をする際に大切にしていたことは、「正しい打突、美しい姿勢、伸び伸びと体を使う

こと」です。子どもたちの指導を通して、自分も多くのことを学ぶことができました。これ

からは、大会に向けて練習を重ねた木刀による剣道基本技稽古法で習得したことを、竹刀を

使った普段の稽古に活かしてくれることを願っています。また、私自身は監督・元立ちを経

験し、緩急やかかり手の良さを引き出す受け方など、試合で勝つために必要なことについて

勉強不足だったと反省しております。今後は、今大会で学んだことを子どもたちに伝えてい

けるよう努めます。



◎Bチーム:1 次リーグ突破、トーナメント戦ベスト8

①大田区B 対 文京区

第一試合は文京区との対戦でした。形では、内藤、草壁、川口、久田、瀬尾が見事勝利し

5-2 という結果でした。一本勝負では、山田がメン、内藤がドウ、草壁がコテ、日景がコテ、瀬尾がメンを決め5-1 と大差をつけて勝利しました。形は第一試合から気迫、伸びのある打ちができており素晴らしかったです。試合では、形の勝利で勢いそのままに先鋒から思い切った技が決まり第二試合に良い流れを作ることができました。



②大田区B 対 西東京M(町田市)

第二試合は西東京M(町田市)との対戦でした。形では、第一試合に引き続き内藤、草壁、

川口、久田、瀬尾が勝利し、5-2 という結果でした。一本勝負では山田、内藤、草壁がメンを決め3-2 と、安定した試合運びで1 次リーグ1 位となり、トーナメント戦進出を決めることができました。



③大田区B 対 荒川区

トーナメント一回戦目は荒川区との対戦でした。形では、山田、内藤、草壁、久田が勝利

し、4-3 という結果でした。一本勝負では、山田、内藤がメン、川口、瀬尾がドウを決め、見事準々決勝進出を決めました。ここまで3 試合を通し、試合を重ねるごとに、選手全員が上手になっていることが感じられました。


➃大田区B 対 江東区


トーナメント2 回戦(準々決勝)は江東区(準優勝)との対戦でした。形では、山田、内藤、草壁、川口が勝利し4-3 という結果でした。

一本勝負では、山田がメンを決め勝利しましたが、1-5 と残念ながら敗退してしまいました。形では勝利したものの、一本勝負で逆転されるという結果でしたが、選手一人一人の良さが最後まで発揮されていたと思います。

試合を終え、Bチーム次鋒の内藤優陽は、小学2 年生とは思えない堂々とした形や、試合では初太刀から見事な返し胴を決めるなどといった活躍から今大会の優秀選手に選ばれました。



<B チーム監督:小谷野より>

Bチームは全四試合を終え、ベスト8 という結果を残すことができました。試合数を重ねていくごとに、みんなどんどん上手くなっていくのを感じて嬉しかったです。また、本番は選手一人一人が練習の成果以上のものを発揮できていました。試合中や合間では、互いに応援しており、チームワークがとても良かったと感じています。

今回初めて監督を務めましたが、自分が選手だった頃に先生だい方に教わったことを教え伝えることができ嬉しく思います。

末筆ではございますが、東京都少年剣道大会の出場に際し、豊村先生、大岡先生には木刀の持ち方、姿勢、声の出し方など基礎から丁寧にご指導をしていただきました。また、矢口の鎌田先生、東競の瀧澤先生、また岡本先生をはじめとする大田区剣道連盟の先生方には、各道場や連盟の稽古会で熱心なご指導をいただきました。皆様に心より感謝申し上げます。



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