第 21 回東京都形剣道大会出場報告
- 石原 花和子
- 11 分前
- 読了時間: 5分
池上中央剣 渡邊 宏太郎
矢口剣志会 江花 祥太
2025 年 12 月 6 日(土)第21回東京都形剣道大会が新宿スポーツセンターにて開催され,大田区剣道連盟から 3 チームが出場いたしました。以下の通りご報告申し上げます。
1. 大田区剣道連盟からの出場選手

今大会の出場チーム数は,六・七段の部に 28 チーム,四・五段の部に 26 チーム,三段以下の部に 23 チームが出場
2.戦績

3. 試合概況
(1) 六・七段の部
飯田・近藤ペアが出場し、 他を圧倒する正確無比な演武で順当に勝ち上がり、決勝戦にて警視庁チームと対戦しました。
どちらに旗が上がってもおかしくない、警視庁チームと互角以上の重厚な演武でしたが、結果は 0-3。敗れはしたものの、その演武の質は優勝チームと遜色なく、見る者を魅了する素晴らしい内容であったことを特記いたします。
(2) 四・五段の部
渡邊・江花ペアで出場しました。逸る気持ちを抑えるべく毎試合前に 「ゆっくり」とお互いに声をかけ挑みました。シード明けの 2 回戦、剣先が震えるほどの緊張に見舞われましたが、この一番を大会の「肝」と捉えて集中力を高め、3-0 で勝利。勢いそのままに決勝まで駒を進めました。決勝の警視庁戦では、 我ながら相手チームと遜色ない演武を披露できたと思いましたが、結果は 0-3。スコア以上の接戦でしたが、警視庁チームに勝つには相手を凌駕する「圧倒的な差」が必要であることを肌で感じる、貴重な準優勝となりました。
(3) 三段以下の部
昨年のリベンジをするべく、今年も日景・小谷野ペアで出場しました。昨年の 1 回戦敗退を越えはしたものの、結果は 2 回戦敗退でした。2 回戦目は本大会で第 3 位に入賞した自衛隊チームとの対戦でしたが、呼吸、冴え、声の全てにおいて勝っていたと思います。結果は 2 回戦敗退でしたが、とても素晴らしい剣道形でした。
4. 御礼
(1) 池上中央剣 渡邊 記
まず、本大会に出場するにあたりご指導いただきました岡本先生をはじめとする大田区剣道連盟形専門部の先生方、また、稽古場所をご提供くださった矢口剣志会、池上中央剣、蓮沼少年剣道部、鵜の木剣友会の皆様に厚く御礼申し上げ
ます。
本大会に向けては、11 月 2 日の大田区剣道連盟朝稽古の際に、初めて江花くんと形を合わせました。初合わせということもありましたが、当時は一回戦の突破も難しいのではないかという出来栄えだったかと思います。そこから稽古のスケジュールを立て、毎回ビデオを撮影しては岡本先生にご指導いただくという形で、大会当日に向けて準備をいたしました。
大会当日は、これまでにない緊張感で全身が震える中で初戦に挑みました。初戦を突破し迎えた 3 回戦目、小太刀三本目の「すり落とし」の際に私の左手が一瞬外れてしまい、心の中で「あっ」と思いましたが、最後までやり切った結果、2-1 で勝利することができました。ミスがありつつも勝利できたことが自信につながり、その後はご指導いただいた内容を思い出しながら、堂々と演武することができました。 準決勝もその勢いのまま勝利し、迎えた決勝戦。準決勝までは感じなかった相手の存在感(気迫)を隣に感じつつも、お互いにその日一番の集中力で、これまでで一番良い形を打つことができました。結果は 0-3 で敗れはしましたが、これからの剣道人生に繋がる貴重な経験となりました。
大田区剣道連盟は、剣道形はもちろん「木刀による剣道基本技稽古法」にも力を入れております。私も普段子どもたちへ指導している立場ですが、今回の経験は、剣道形に限らず「木刀による剣道基本技稽古法」の指導にも活かせるところがあると感じております。引き続き私自身の剣道形の質を高めていくとともに、今回の経験を少年少女の育成指導にも還元してまいりたいと思います。
(2) 矢口剣志会 江花 記
この度、第 21 回東京都形剣道大会 四・五段の部において、大田区代表として出場させていただきました。
出場の経緯といたしましては、岡本先生よりご推薦をいただいたことが大きなきっかけではありますが、大田区春季剣道大会決勝戦で対戦した戦友であり、大田区剣道連盟少年少女指導育成部の先輩でもある渡邊君と共に出場することに、大きな意義を感じたためです。剣道形が竹刀剣道に通ずるものであることを体現し、それを大田区の少年剣士たちに伝える一つの手段になると考えました。
今回の形大会に出場するにあたり、11 月 2 日に初めて渡邊君と形を合わせましたが、自身の剣道形の未熟さを痛感し、先生方にも大変ご心配をおかけしたことと思います。その後、蓮沼少年剣友会様、池上中央剣友会様、鵜の木剣友会様、矢口剣志会の皆様に稽古場をご提供いただき、少しでも多く形を合わせる機会を得ることができました。また、岡本先生をはじめ、豊村先生、三田先生、鎌田先生、近藤先生など、多くの先生方により丁寧なご指導をいただき、何とか大会本番を迎えることができました。
大会当日は、竹刀剣道の大会とは異なる緊張感があり、一回戦では手の震えと飛び出そうな心臓を必死に抑えながら臨みました。二回戦以降も緊張感は続きましたが、間近で見る警視庁チームの選手の所作や形から放たれる重厚な雰囲気が、今までのどの稽古よりも強い刺激となり、形を行うごとに自身が研ぎ澄まされていくような感覚がありました。そのような中で決勝戦まで進出し、実際に警視庁チームと対戦できたことは、剣道人生において非常に貴重な経験となりました。
一か月前まではお粗末な剣道形であった私が、準優勝という結果を残すことができたのは、打太刀として引っ張っていただいた渡邊君、ご指導くださった先生方、そして稽古場をご提供くださった各剣友会・剣志会のお力添えのおかげです。加えて、私は5歳から矢口剣志会にて剣道を始め、当時から「木刀による剣道基本技稽古法」に親しんできました。特に大田区剣道連盟においては、級審査や少年大会に向けて木刀による稽古法を積極的に取り入れており、その指導方針が自分の剣道の血肉となり、今回の結果にも結び付いたものと感じております。この場をお借りして、日頃よりご指導・ご支援をいただいているすべての先生方、剣友会・剣志会の皆様に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。今回の経験を、今後の自身の剣道ならびに少年少女剣道の育成に活かしてまいりたいと思います。




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