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【令和7年度 東京都青年大会】結果報告

更新日:9月24日

令和7年9月7日(日)東京武道館にて行われた「東京都青年大会」についての試合報告でございます。


女子の部

出場メンバー

先鋒:小谷野紗希(矢口剣)

中堅:両角咲羅(東競武道館)

大将:澤井臨菜(矢口剣)

監督:渡邉彩


結果 : 優勝


女子の部で、大田区チームが見事優勝いたしました。

その結果、全国青年剣道大会への出場権を得ることができました。

引き続き、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。


優勝:大田区

準優勝:八王子市

第3位:足立区

第3位:国分寺市


試合報告

子供のときから大田区で剣道を続け、現在も内外で活躍しているメンバーで大会に臨みました。

個々の力に加えて団結力も発揮し、常に目の前の試合に集中して戦うことができ、優勝することができました。

選手の皆様の健闘を称えたいと思います。

引き続き11月8日(団体)、9日(個人)の全国大会に向けて励んで参りますので、変わらぬご支援ご指導のほどよろしくお願いいたします。

以下概要をご報告いたします。

 

●シードにより2回戦

 対 武蔵野市 1-0(2-1)

初戦はシードということでアップからの空き時間があったが、3人とも充実した気持ちを維持していた。先鋒小谷野が落ちつきながらも連続技やフェイント技を使いながら攻め、引き分けに持ち込んだ。両角は勢いのある剣道で、引き面を打った後追いかけてきた相手に対して面を打ち込み一本を先取した。中盤で一瞬の隙を攻め込まれ一本返されてしまったが、そのあと焦ることもなく、面返し面を取り勝利した。大将澤井は、引き分ければチームの勝ちとなる状況だったが、一本取りに来る相手に対して守りに徹するわけでもなく、打てる場面はしっかりと打ち、試合の流れをキープして引き分けとなり、初戦を突破。

 

●3回戦

 対 多摩 1-0(1-0)

先鋒小谷野は、対戦経験の少ない上段との試合だったが、足を動かし続けながら応じ技など打てる機会をうかがい、引き分けに持ち込んだ。中堅両角は冷静に試合を展開する中で攻めるべきところはしっかり攻め、残り3秒で出小手を決めて初戦に続き勝利を収めた。

大将澤井は初戦と同じ状況で試合に臨んだ。引き技を何本も打ち込みながら引き分けに持ち込み、チームのポイントをキープして準決勝進出を決めた。

 

●準決勝

 対 国分寺 3-0(5-0)

先鋒小谷野は相手が応じようとしていたところを小手面で一本先取、その後も積極的な技を繰り出し、一本を死守して勝利した。

中堅両角は鍔競りから相手が離れようとした瞬間に素早く引き面で一本、さらに二本目も同じように引き面で決め、チームの勝利を確定させた。

大将澤井はすでに勝利が確定した状況の中、積極的に相手を攻めた試合をした。相手の引き胴に対して鋭い引き面を打ち一本、さらに相手が居ついたところを逃さず面を打ちこみ、二本勝ちを果たした。

 

●決勝

 対 八王子 2-1(3-1)

決勝に向けても気持ちを切らすことなく臨むことができた。

先鋒小谷野は小手を打ちにいったところを抜かれて面を奪われ、その後も果敢に攻め続けたが時間切れとなり、惜しくも一本負けとなってしまった。

中堅両角は試合開始直後から鍔競りの状態になり、そこから裏からの引き面で一本先取した。これによりスコアを同点に戻し、チームに試合の流れを引き寄せた。相手が小手を庇って手元が上がっていたところを機を逃さず小手を打ち、二本勝ちを収めてチームを勝ちの状態で大将へと繋いだ。

大将澤井は一本リードの状況で、取りに来る相手に対して攻め返しながら応じた。先を掛け、相手の小手を割りながらのナイスコテメン!!!圧巻の面を決め一本勝ち。見事にチームの優勝を決めた。

 

最後に

応援にお越しくださった諸先生方、諸先輩方、仲間達へ心より感謝を申し上げます。全国に向けて引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


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男子の部


出場メンバー

先鋒:渡邊 宏太郎(池上中央剣友会)

次鋒:大串 快晴(修剣会)

中堅:小山 涼(小池自治会剣道部)

副将:岩橋 涼太(修剣会)

大将:小山 治(小池自治会剣道部)

監督:坂田 和也(修剣会)


結果:二回戦敗退


試合報告

選手各々がしっかり準備をして挑みましたが、最後はお相手チームを波に乗せてしまい

振り切られてしまいました。個々の力としても決して劣っておらず、「何がたりなかったのか?」を今一度見つめ直して、来年に繋げていきたいと思います。

以下概要をご報告させていただきます。


第2回戦 対台東区4-0(7-0)

 円陣を組む選手たちに対し、応援者野口君(小池自治会剣道部)の叱咤激励から始まった1回戦。

先鋒渡邊は初太刀でコテを先制し、その後は終始主導権を握りながら試合を進め

相手の出鼻にコテを打ち2本勝ち。

 次鋒大串はお相手との呼吸が全く合わない模様で、試合中盤から落ち着いて対応し無理をせずに引き分けで繋ぐ。

 中堅小山(涼)は常に先をかけて攻め続け術中にはめていく。お相手がコテに出たところを見事な返し面で先制。二本目の立ち合いと同時に面に見せ、お相手の上がった手元にコテを打ち2本勝ち。

 副将岩橋は中堅からの流れに乗り、マイペースながらに得意なところで勝負に徹しペースを掴んでいく。試合中盤と終盤ともに、お相手が不用意に打ち間に入った瞬間の出鼻面を打ち2本勝ち。

 大将小山(治)はお相手の上段選手に対し、足を使いながら冷静に対応。試合終盤で飛び込みコテ(右コテ)を先取し1本勝ち。初戦突破となりました。



第3回戦 対武蔵野市1-3(3-6)

 初戦と同様に野口君が円陣の中心に入り、選手へ叱咤激励を浴びせてから始まった2回戦。先鋒渡邊はお相手の上段選手に対し、常に先をかけ積極的に技を仕掛ける。中間から相手が下がったところを面に乗り1本勝ち。

 次鋒大串は積極的に攻め続け、多々惜しい場面があったものの決定打には至らず引き分け。中堅小山(涼)も次鋒に続いて積極的に攻め続けペースを握ったと思った矢先、技の終わりに先をかけられ相面にて1本を献上。その後にお相手にペースを握られ、上がった手元にコテを打たれ2本負け。

 副将岩橋は序盤から思い切った技で応戦し面返し胴で先制する。

その後お相手の応酬にしっかり対応していたものの、中間でお相手の竹刀が喉元に入り

岩橋の面(目線)がずれた刹那に引きコテを打たれ1本を献上。

 再度積極的に仕掛けにいくが、勝負に出たころを面返し胴で対応され1-2で負け。

 大将小山(治)は2本勝ちで同点に追いつく厳しい場面で、試合序盤で相面を先制し逆転の狼煙をあげるも積極的に勝負に出たところを出鼻コテに合わされ、1本を返される。

 この1本で敗退が決定。これでお相手が波に乗ってしまい、更に面を献上し2本負け。

 以上で男子チームの試合が終了しました。


 大会当日は沢山の方が応援に駆けつけて頂き、選手の竹刀検量を手伝って頂いたりと

心強いサポートがありました。心より感謝申し上げます。

 また同大会で女子が優勝し全国の切符を掴んだことで、男子は刺激となっております。

 来年に向けて精進していきますので引き続きご指導の程よろしくお願いいたします。

1件のコメント


菊田 叔明
9月24日

正に実況中継の様なご報告に感心しました。

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