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第71東京都剣道大会_大田区A/B結果報告

日時/場所

2月26日(日)東京武道館


Aチーム報告者:南蒲剣友会

佐野 貴紀


◆東京都剣道大会に参加してきました。Aチームについてご報告いたします。

メンバー構成は、先鋒と大将に、33歳世代の佐野と西村。次鋒から副将には、29歳世代の根本、森、小山、野口、岩橋。日景先生を監督に迎えて、いざ試合に挑みました。


◆初戦は、江戸川区と対戦。

佐野がどういうわけかスロースタートで先制を許してしまいましたが、取り返して引き分けに。つづく根本、森、小山が危なげなく勝利し、野口が引き分けることで、ここで初戦勝利が確定。岩橋、西村も勝ち星を重ねて、5勝2引き分けで2回戦にコマを進めました。


◆つづく2回戦は、西東京Dチームと対戦。

佐野はギリギリの判定で勝利、根本は安定感をみせて快勝、と滑り出しは順調。つづく森と小山が相手の奮闘を抑えて引き分けに持ち込み、勝利をグッと引き寄せます。その後野口は相手に白星を譲りますが、献上は一本に留めて、まだまだ大田区優位の状況。副将岩橋が1本を先取するや安堵のムードが漂う大田区チームでしたが、相手の意地の反撃を受け惜しくも連敗。

2勝2敗(本数優位)で始まる大将戦。引き分け以上で勝ちが決まる中、あとは西村を信じるのみ。またまた1本先取し、盛り上がる大田区。一方で逆転勝利の可能性に、逆に盛り上がりを見せる西東京Dチーム。

反撃を許し1-1となると、勝負はクライマックス(異様な空気感)へ・・・・・・。

そして、最後の旗は、無情にも相手チームに上がってしまいました。


◆今回あと一歩のところで2回戦敗退にとどまりましたが、非常にチーム力の高い試合ができたように感じており、とても「楽しい」と思えるものでした。博打うちと定評(?)のある私(先鋒)にとって、後ろの29歳世代の頼もしさたるや。

今後ますます活躍されることでしょう。


なお、もし3回戦に駒を進められていた場合は、警視庁Bチームとの対戦でした。

ほぼほぼ互角だった西東京Dチームですが、さすが警視庁チームには相当苦戦を強いられていた模様です。非常に厳しい相手ではありますが、そういった上位の選手との対戦の可能性もあるというのも剣道の醍醐味かなと思います。

その時は胸を借りるつもりで(≒ 一矢報いるつもりで)たたかえるように、細々ながらも日々の稽古を積んでいきたいと思います。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


以 上




Bチーム報告者:小池自治会剣道部

平松 規正


大田区Bは、もはや若手とは言えないベテランメンバー中心で構成されたチームです。

丸山監督(日本航空)のもと試合に臨みました。初戦、杉並区と対戦し1-2で敗戦し残念ながら1回戦敗退となりましたが、試合内容について報告致します。


・先鋒:岡本(高砂香料)※打たれて感謝1P

 チーム唯一の20代若年メンバーで、流れに勢いを持ってきてくれることを期待するが、相手も若くスピードがあり、技の手数も多く何とか凌いで1本負け。


・次鋒:永松(東競)※引き分け

 大田区Bは次鋒から30代登場。永松らしい思い切りのいい打ち切った技が出るも互いに有効打突なく引き分け。


・五将:加藤(鵜の木)※打たれて感謝2P

 流れ的にはここで、スコアをタイに持ってきたかったところだが、1本先制され、取り返しに打った逆胴の後打ちで面を決められ2本負け。


・中堅:福田(東競)※打って反省2P

 スコア、流れ的にかなり苦しい状況だったが、いつも通りの思い切った打ち切る技を迷うことなく出してもらい2本勝ち。この勝ちでスコア的には1勝・1本マイナス。


・三将:松本(矢口)※引き分け

 無理に行って取られるくらいなら、後ろに託す団体戦の三将のセオリーのような試合運びで危なげなく引き分け。途中惜しい技もあったが浅く有効打突にならず。


・副将:平松(小池剣)※引き分け

 試合展開として私か大将山城が勝って、代表戦勝ちが最低ラインと意識して試合に臨む。

 想定外に相手が意外と手数多く、1本を狙ってくるところを出小手で先制する。

 大将につなぐ意識が強く出過ぎで消極的な流れとなり、終了間際足が止まったところを小手を取られ勿体ない引き分け。


・大将:山城(修剣会)※引き分け

 1勝・1本マイナスの状況で、大将戦が山城に託される。しかし誰もが想定外の相手大将が二刀剣士。山城らしく攻めていくも相手の小太刀で受ける返し胴が1本となり絶体絶命。だが大将諦めることなく必死に1本面を取返す。逆転の為止まることなく攻め続けるが逃げ切られ、引き分けで闘魂燃え尽きる。


今回残念ながら負けてしまいましたが、大将までつないで団体戦らしい戦い方ができました。しかしながら各試合において、あそこでこうなっていれば・・・という場面が多く、取りこぼしが結果に大きく影響することが改めて感じる試合でした。

今回参加させて頂き、試合に反省しない反省会と楽しい時間を過ごさせて頂きました。

毎度応援頂く大田区剣道連盟の皆様に感謝しております。現在、参加している若手と言われたメンバー達がかなりベテラン化しておりますが、今まで以上に成長してしていくため、一緒に楽しく試合に出たり、稽古をする新たな仲間が増え、大田区が盛り上がってくれたら嬉しく思います。



以 上

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