令和4年9月24日(土) に行われました「城南四区親善大会」におきまして、大田区剣道連盟チームが見事優勝を果たしました。
大会概要
① リーグ戦。三本勝負。試合時間3分。時間内に勝敗が決しない場合は、引き分け。
② 勝チームの得点を「1」とし、勝者数、取得本数が同数の場合は引き分けとし、得点 を「0.5」とする。負けは「0」。
③ 各チームの合計得点により順位を決定する(同点のときは、勝者数、取得本数の順にこれらの多い方を上位とする)。
④ 得点、勝者数、取得本数、ともに同じで一位を決定できないときは、代表者戦を行う。1本勝負。試合時間3分。時間内に勝敗が決しない場合は、時間を区切らず勝敗が決するまで延長戦を行う。
⑤選手構成は、30歳代4名(うち女性1名) ・40歳代5名(うち女性1名) ・50歳代4名・60 歳代1名・計14名とし、女性は各年代の先頭にする。
⑥補欠は、男女とも各年代1名ずつとする。
出場選手
長縄香
内藤桃子
谷口賢人
山城暁
坂田和也
中村はぎ乃
平松規正
日景俊
丸山浩
小笠真弘
武藤健一郎
照井孝夫
平井教夫
遠藤正人
大会レポート
著・東競武道館 遠藤正人
第一試合 港区0(2)-大田区6(10)
コロナ禍での中止をまたぎ連覇へ向け鎌田監督の檄のもと、やる気満々でスタート。
先鋒内藤選手、思い切り良く面を先取。幸先よく勝利でふたを開ける。
波に乗り次鋒谷口、続く山城、坂田各選手が連続して勝利を収め序盤で四連勝。長縄、平松両選手引き分けを経て、日景選手、見事な面を決め、折り返しまでに五勝零敗と優位に進める。
さらに二試合引き分けの後、五将照井選手が両者一本づつの引き分けとなり、勝負は決着。四将武藤選手が貫録の二本勝ちで突き放し、チームとして勢いづく勝利となり二試合目へ臨む。
第二試合 目黒区2(3)-大田区8(13)
先鋒、好調の内藤選手がこの試合も堂々の二本勝ちを収め、前のめりのムードを高める。
これに呼応し次鋒谷口、続く山城選手が連続で勝利を収めこの試合も序盤で有利な星取りで先行する。引き分け、一本負けの後、平松、日景両選手が上手に捌いて連勝し、折り返しで五勝一敗とする。丸山、五十嵐両選手が引き分けの後、五将照井選手、見事な胴で勝利を収め、試合の決着をつけ、チーム二連勝で三試合目へ。
第三試合 品川区3(4)-大田区6(10)
ともに二連勝の両チーム、決勝対決となる。
先鋒、内藤選手、惜しくも一本負けを喫するが、次鋒谷口、続く山城両選手が奮起し連勝を収め、ここでも流れを相手に渡さない。続く十一将、坂田選手引き分けの後、交代で出場となった中村選手、太刀筋鋭く二本勝ちで大きく流れを引き寄せたかに見えた。しかしここから一本負け、引き分け、引き分け、一本負け、引き分けと試合は進み、10戦して三勝三敗、取得本数一本リードで終盤を迎える。
ここからが圧巻である。四将武藤選手、ここぞの面で勝利を収め、続く松嶋選手、見事な面、小手の二本勝ちでチーム勝利に向け地ならし。副将平井選手が上段から小手を先取した時点でチームの勝利は決まり、さらに小手を連取して堂々の二本勝ちでチームの勝利を飾る。三試合すべてにチームとして勝利し優勝を手中にすることができました。
連覇を果たすことが出来、選手の皆様ご苦労様でした。
湯川会長、審判の労を担っていただきました大岡先生、小宮先生、瀧澤先生、また当日応援、お世話いただきました皆様、御礼申し上げます。
今回は、序盤の若手の方々の大活躍で、各試合有利に進めることが出来たようです。
今後も皆さんで精進して盛り上げていきましょう。
ありがとうございました。